
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)とあがり症(社会不安障害)の関係性を詳しく調べてみました。
SSRIってどんなお薬なの?
SSRIは、第三世代の抗うつ薬と言われています。
脳の中のセロトニンという物質が減少するのを抑えることで、感情を安定させる働きがあります。
上記のような作用があるため、不安.恐怖.緊張を和らげる効果があります。
比較的に副作用は出ずらく安全性が高い医薬品です。
元々は、うつ病の治療薬として開発された医薬品ですが、あがり症(社会不安障害)への効果が大きいと注目されました。
SSRIはどれくらいの期間服用する必要があるの?
SSRIは、服用したらすぐに効果を実感できるという医薬品ではございません。
効果を実感するまで数週間~数ヵ月服用する必要があります。
また、あがり症(社会不安障害)の症状が落ち着いた後も、再発を抑えるために一定期間服用する必要があります。
最低でも1年以上服用し続ける必要があります。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される医薬品
製品名 | 成分名 | |
ジェイゾロフト | セリトラリン | |
セルティマ | ジェイゾロフトジェネリック | セリトラリン |
セルタ | ジェイゾロフトジェネリック | セリトラリン |
フルニル | プロザックジェネリック | フルオキセチン |
プロザック | プロザックジェネリック | フルオキセチン |
オキセチン | プロザックジェネリック | フルオキセチン |
パキシル | パロキセチン | |
パロキセチン | パキシルジェネリック | パロキセチン |
レクサプロ | エスシタロプラム | |
エスタシデップ | レクサプロジェネリック | エスシタロプラム |
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)の副作用や注意点
セロトニンだけを増加させるために開発された抗うつ剤ですので、今までの抗うつ剤より副作用が少ないのが特徴的です。
副作用は、少ないといわれていますが服用のし始め時には、多少の副作用を感じる場合があります。
多くの場合は、服用する間に身体が薬に慣れ、副作用は軽減されます。
副作用
- 吐き気
- 嘔吐
- 便秘
- 下痢
- 食欲不振
- 口渇
- 眠気
- 目眩
- ふらつき
- 頭痛
- 不随意運動 など
薬を飲み忘れたり、いきなり服用を中断する行為は、離脱症状を起こす場合があります。
ピルケースを使用し決まった時間に服用することにより、飲み忘れを防止することができます。
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