メインテートとインデラルの違い

インデラルが輸入禁止になった今メインテートに乗り換える方が多くいます。
そこで、メインテートとインデラルの違いを詳しく説明します。
まずメインテートとインデラルはβ遮断薬という種類の医薬品になります。
動悸・震えを強力に抑制する心臓関係の薬です。血圧を下げる作用もあります。

β遮断薬の種類
・ビソプロロール(メインテート)
・プロプラノロール(インデラル)

・カルペジロール(アーチスト)

β遮断薬はβ1選択性、α遮断作用、ISA(内因性交感神経刺激作用)の3つの特徴により分けられます。

メインテートとインデラルの特徴

メインテート(ビソプロロール)

・ β1受容体に選択的に結合して心臓機能を抑制する。脂肪分解抑制作用は肥満の方によくない。
・β1選択制が高く心機能抑制作用が強いため軽度~中度の慢性心不全、頻脈がある場合に効果的。
・心不全の憎悪がやや高頻度。
・β2作用が弱いため低血糖リスクが少ない。
・心不全では1回0.625~5.0㎎、1日2回。高血圧では1日1回5㎎。
・気管支喘息でも服用が可能。
・重度の末梢循環器障害に禁忌→末梢血管収縮抑制できるカルベジロールのほうが良い。
・未変化体尿中排泄あり:中等度以上腎機能障害で血中濃度上昇する。
・食事の影響は受けない。
・半減期が 、8.6時間 と長い。

インデラル(プロプラノロール)

・β1非選択性の薬剤で、原則として気管支喘息などの方は使用できない。
・半減期が短いため、頻脈発作時や甲状腺機能亢進症に対して頓服で処方される。
・片頭痛に対して適応あり。
・心疾患の他、片頭痛発作予防や甲状腺機能亢進症での動悸などを抑える目的で使用する場合もある。
・本剤の成分(プロプラノロール)を使った乳児血管腫治療薬(ヘマンジオルシロップ)がある。


インデラルは、比較的即効性が高く短時間型の薬なのに対して、メインテートは遅効性で半減期も長いお薬です。
メインテートは、インデラルのように飲んですぐ効き、短時間で効果がなくなるわけではなく、ゆっくりと1時間程で効果が出始め、効果が比較的長く持続するお薬です。
すぐに効果が出始めるわけではないので効果が弱く感じる方もいるかもしれませんが、じんわりとゆっくり効いてくるお薬です。
インデラルのように局所的に使うというよりかは朝飲んで一日効果が持続するタイプの薬と考えると良いかもしれませんね。
そしてインデラルの副作用はとても多いのですが、メインテートは副作用も少なく軽くなっているので副作用の心配も少ないと言われています。

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